第14章 🍏Story13🍏 ずっと大好き♥
宏光side
あのプロポーズから数ヶ月、俺らはとうとう式を挙げることになった。
「......(固)」
だけど俺は控え室でど緊張中(苦笑)
「ほら宏光!しっかりなさい!」
おふくろは俺の背中を叩いてくる。
そんなこと言われたってよ......
「メチャ緊張する......(汗)」
緊張するものはすんげぇ緊張するんだよ!!
「30過ぎてやっと手に入れた幸せなんだから!
ここで失敗したらもう婚期なってやってこないわよ!?」
「はいはい......」
......そういえば、百合のドレスってまだ見てないっけ?
確かお義母さんがデザインしたウエディングドレスだって言ってたな......
百合の花嫁姿、楽しみだなぁ......
そんな事を思うと自然と緊張がほぐれてきた。
「北山さん、そろそろスタンバイの方をよろしくお願いします。」
「あ、はい!」
「宏光......気合を入れなさい!」_バシッ!
「っいで!わかってるよおふくろ(苦笑)
だからおふくろは早くチャペルに行けよ......」
「はいはいわかったわよ(苦笑)」
「はぁ......」
(しっかりしねぇとな......!)
_チャペル
「おい高地、お前どこ行ってたんだよ?」
優吾が席に着くと涼介が声をかけてきた。
「ちょっと恵吾と一緒に百合んとこ行ってきた!」
「優吾ずるい!」
「俺らも誘えよ!」
そして涼介の横に座っている侑李と大貴からブーイング。
「あくまで恵吾が行きたいって言ったんだよ......。」
「でも優吾が行ったことに変わりないじゃん......」_ムスッ
「知念すねんなよ(苦笑)
あと少しで百合の花嫁姿見れんだからよ。」
「「「......。」」」
「流石C4のメンバーw全然怖くねぇな!」←
「「「高地(優吾)!!(怒)」」」
「お前ら華々しい会場で何やってんだよ(笑)」
「「「「!?」」」」