第14章 🍏Story13🍏 ずっと大好き♥
__数ヵ月後
「百合......とっても素敵よ(微笑)」
「ありがとうお母さん......やっぱりお母さんのドレスは素敵だよ(微笑)」
_ガチャッ「百合、そろそろ用意は出来たか?」
「こっちの方は既に準備万全だよ。」
「お父さんお兄ちゃん!」
「どう貴方?百合の花嫁姿!」
「流石私達の娘だ(微笑)」
「百合、今までの中で一番綺麗だよ。
これなら先生も喜んでくれるよ(微笑)」
「ありがとう(微笑)」
百合side
そう、今日は私と先生の結婚式......
大きい鏡を見るとまるで自分じゃない私が映っていた。
女の子なら一度は憧れる花嫁姿......そんな憧れを、
私は手に入れることができた......
ちなみにウエディングドレスドレスはお母さんが私だけのためにデザインしてくれたの。
デザインは私と先生が付き合った頃から計画していたみたい(笑)
ちょっと自分の姿に見とれていると......
_ガチャッ「百合!」
「あ、優吾!チャペルの中にいたんじゃなかったの?」
「あぁ、実はさ...「百合ねぇ!」っおいこら恵吾!」
お父さん達に続いて入ってきたのは幼馴染の優吾とその弟恵吾くんだった。
恵吾くんは中学生になっていて身長もそこそこ高くなっていた。
優吾は相変わらずのサッカー馬鹿で選手として活躍中。
次の試合ではなんと涼ちゃんと対決するとか(笑)
「っ百合ねぇ!本当に結婚しちゃうの?」
「うん(苦笑)」
「......。」
ほっぺを膨らませる恵吾。
「だから言ったろ?(笑)お前じゃ無理なの!」
「兄ちゃんだって振られたくせに!」
「っば!何今更そんなこと言うんだよ!」
「ふんだ!」
「......(怒)」
「相変わらずだなぁ(苦笑)」
「ふふ、ほら!私達はチャペルに移動よ!貴方、
ちゃんと百合を先生のもとまでエスコートするのよ?」
「わかってるさ(笑)」
「じゃあ百合、また後でな。」
「うん!」