第13章 🍏Story12🍏 これからもずっと...
少し長いキスを交わし唇をゆっくりと離した。
「......そろそろ帰らないと、今日兄の誕生日なんです(苦笑)」
「そっか......確か両親も早く帰ってくるんだっけ?」
「はい、久しぶりに休みが取れたみたいで......」
「じゃあ......早く行きな?
これ以上遅くなったら、みんな心配するだろうから......」
「はい......そう、ですね......」
また明日会えるのに、
こんなに寂しい......。
「......明日も、ちゃんと来いよな?」
いつも不安になってしまう......
明日からパタリと来なくなるんじゃないかって......
「わかってますよ!先生毎日それですよね(笑)」
「だってよぉ......」
本当に不安なんだよ......卒業したら、
もうここに来ることはほぼ不可能になるし......
「......北山先生、」
「ん?なんd..“ちゅっ...”...っ///」
百合は不意打ちでキスをした。
そして数秒間のキスをし唇を離した。
「......。」
「っ//////」
「......じゃあ、また明日(微笑)」
百合はお辞儀をして保健室を出ていった。
「っ......」
どこであんなの覚えてきたんだよ(苦笑)←大体この人の影響。