第4章 アマゾナイトの希望
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ルヴァイドがイオスと作戦会議をしているであろう頃から、兵士達の動きが慌ただしくなってきた。
アレスが試しに聞いてみると、アレスをルヴァイドの特別大事な客だと判断してくれているのか、兵士は素直に作戦内容を教えてくれた。
「尾行してた少年達がゼラムに辿り着いたようだ」
俺達はそいつらが逃げ込む先を確認して、相手の勢力の把握をしてくるんだよ。
「じゃあ、今日は偵察ってことね?」
「今のところは。相手の出方次第では戦闘も予想されるけど」
警備の厳しい聖王都内で、揉め事を起こすのは得策ではないとルヴァイド様はお考えだ。
「だから牽制用としてゼルフィルドも連れて行くんだ」
ゼルフィルドとはロレイラルの機械兵士だと聞いて、アレスは見てみたいなと思った。