第8章 過去とこれから
「な、なんだ!?この眩い光は!」
「もしや!これは……!」
『シャインの能力です』
「ちっ……シャインじゃどの攻撃にも効く事が出来ねぇ……」
そう言って渋々元の場所に戻った
『さて、本題に戻りますが何故私達がこれを割るかと言うと理由はただ一つです』
「昔みたいに仲良くなって欲しい、ただそれだけです」
また、両方ともざわざわし始めた
『こんなものがあるだけで両方ともこんなふうに変わり戦争になる……そんなのは嫌だから』
「俺はムーンとサニーのハーフで親が毎回喧嘩をしてて……それを毎回見るのが辛かった、昔は愛してたのに今になっては敵同士……だからこれを割って元に戻って欲しい!」
『もう、こんな辛い悲劇が起きないように・……』
皆の顔が徐々に悲しい顔をした
「確かにそうだった……この宝石のせいで変わっちまった……」
1人の男性が暗いトーンで言った
すると周りの奴らも言った
「そうだ……こんなちっぽけな宝石一つで俺らは何を争って居たんだ?」
「私達はどうしてこのためだけに人を殺したの?」
泣き出す人も多かった
『まだ、やれる……また、やり直せる!』
「これから、二つの世界が一つになって協力していけば大丈夫!」
すると周りは言った
「そんな今更だ……さっきまで敵同士だったやつと仲良く協力しろなんて……」
「そうだ!そうだ!」
『そんなことはありません、それに今はどちらの世界も被害者です。誰が悪いって訳では無い、全てはこの宝石のせいで狂ったのです』
皆は泣き崩れてる人もいた
それと同時に雨が降ってきた