第4章 残酷なお使い
『サク視点』
俺らは箒に乗ってサニーの世界へ向かった
『というか、二人とも……ムーンの人だと思われないように着替えよう』
「だな!」
「そう……だな?」
俺らは魔法で普通の服に着替えた
『よし、人肉を取ってくるか……二人とも例の用意はいいな?」
「おう! 」
こうして、俺らは2人ぐらいの大人を殺した
結構な肉が取れたと思う
これなら、皆、喜ぶだろう
そう言えば殺した瞬間、何やらロノが咳き込んでいたな……いつもの喘息か?
『ロノ、大丈夫か?』
「うん、平気だよ……」
「喘息持ちって大変だよな……」
『だな……』
「あ、2人は先に行ってて?俺は後から行くからさ!」
『ハァ?そんな訳無いだろ?もし、見つかったらどうすんだよ?』
「大丈夫だって!何の為に魔法があるんだよ……」
『……ったく死んでも知らねーからな?ほらっ、リアン行くぞ』
「あーうん」
そう言って、俺はリアンに言って帰った
全く、親友だし心配だから言ってあげてんのによ……少しは、危機感を持って欲しいよな
まあ、とにかく大丈夫だと願って
教室に戻るか