• テキストサイズ

見習い魔法使いの修行中❢❣

第1章 月が綺麗な夜



初めて、あんなに赤い月を見た

とっても大きな月を……

月は心を落ち着かせてくれるから好き

そう言えば、明日はここの村でのお祭りだ

『ムーン祭り……』

年に1度の月をお祝いするお祭りだ

この祭りはイルミネーションとか

美味しい料理も出されるから好き

まあ、私は1回も外に出たこと無いんだけどね

お母さんとかが「外は危険がいっぱいなのよ……だから絶対ダメ!」と言った

私は外で遊んでる子を見ると羨ましくなった

こっそりと裏口から抜けようとした時に

怒鳴り声が聞こえた

「ふざけないでよ!何が巫女ですって!?」

「いやいや、順番なんですって!そして今年は貴方達の娘さんがする番なんです!」

「あんなのただの生け贄じゃないか!」

「いやーそれがこの村の掟なので……」

「絶対にさせるもんか!」

隙間から除くとそこには

お母さんとお父さんとムーン祭りの村長さんが話していた

内容はムーン祭りの巫女について……か

確かにムーン祭りの巫女をやったものは姿を消し

皆、居なくなった

その正体を確かめたい……

その瞬間、後ろから手を掴まれた

『キャー!』

とっさに悲鳴を上げた

「 エリーナ !?」

お母さん達がこっちに来た

私を掴んでる人は村長さんの仲間だった

「貴方……何してるんですか!?娘を放して下さい!」

「しかし、そんなもの無理に決まってる」

そう言われて連れ去られた

「 エリーナ !? エリーナ !」

『お母さん!お父さん!』

「 エリーナ !?お前! エリーナ を返せ」

「ハッハッハッハッ、それは出来ぬお願いだ」

そう言って去っていった

「うぁぁ…… エリーナ が…… エリーナ が」

「大丈夫さ……すぐに訴えてやる」

そう言って俺達は警察に向かった
/ 31ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp