たたらシンフォニックオーケストラ~刀剣男士のための
第2章 「センチュリア」
「じゃあ次、曲行きます」
城護先生は何も言われなかったので、先に進むことにした、内心ヒヤヒヤしてるけど
(もしかしたら、クビになるかもな)
不意によぎる不吉な考えをすぐに頭から追い出す、悪い方に考えるのは自分の悪いクセだった
自分一人で押し問答していると、どうやら準備が終わったようだ
「じゃあ一回通します、間違えても止まらないで進んでください」
「「「はい」」」
大きく深呼吸をしてから指揮を構える
「よし、行こう、、一、二、三」