第1章 一章 忘れられない過去
あの時から何年たつのかな・・・・・
私の名前は咲花 雅
さくはな みやび
攘夷戦争の時からずっと一緒にいた辰馬の事が忘れられない。
今は、夜に咲く黒花と呼ばれる殺し屋。
攘夷戦争の真っ只中、人質に取られた私を助けた辰馬。
私は、死ぬ覚悟をしていた、好きな人が助かるならそれでいいと思っていた。
なのに辰馬は違った。
私を助けてくれた。
雅「なんで助けるのよ!」
とっさに出た言葉だった
辰馬を傷つけたかもしれない。
すると抱きしめられた
辰「無事でよかった・・・おんしが居なくなるなんぞ考えれ んのじゃ」
この時私は、再び思う。
辰馬が好きだと。