第4章 吸精鬼の部屋
「へへ、こーこはどーかなっ☆」
乳を片手でたぷたぷ揉みながら、もう片方の手は足を辿り、その付け根を撫でる。
足根を指でなぞり、押す。
「ベルニナ、さわ、…触ってぇっ」
シーツをぎゅっと握りながら云う彼女。
「イイよ。じゃあ主ちゃんの好きな人教えて?」
ニィと笑うベルニナ。
「え?」
肌色に赤がのる。
シーツを掴んでいた手がそれを隠すように頬に当てられた。
「主ちゃんの好きな人だよー☆だぁれ?」
ぎゅっと長い爪を生やした指が器用に腹を肌に押し当てる。
足の付け根を揉まれ、こそばゆさと共にゆるやかな快感が体を流れ彼女は震えた。