第10章 初めての……
イリス達は、とある島に上陸していた
長旅に備えるための物資を調達するため東の海の中でも大きな島いる
街には活気が溢れ、市場には見たことも無い野菜や果物が並んでいた
イリスは、キョロキョロと物珍しそうに辺りを見回していた
「ねぇグレイス!あのお店見てもいい?」
「あれってなんて名前?」
こんな大きな街に来るのは初めてなので、すべてが新鮮に感じる
グレイスの手を引き、街中を行き来する
「落ち着きなさいよ~まだ来たばっかりなんだから、ゆっくりしましょうよ~」
困った顔で、グレイスが先に宿に行こうと言う
荷物を置いてからまた街に出ることにした