第6章 あれから
「おミー、いつまでそうしてるつもだ~?」
「いつまでもメソメソすんじゃないよ!!」
「おいおい…一体今日で何日目だよ…」
ダダン達が部屋の角でうずくまるルフィに声をかけていた
「だって姉ちゃんが……いきなり……ウゥ……アゥゥ…」
どんより黒いオーラをまといながらルフィは
項垂れている
約1週間前、イリスが村からいなくなった事だけは伝えてあったが、こんなにも落ち
込んでるとは思って無かった…
「こんにちは~?イリスから手紙が届いたわよ~?」
マキノの言葉に一番早く反応したのは、もちろんルフィだった
部屋から飛び出してきて、読んでくれとせがまれる