第4章 突然
「こりゃ、イリス、何を物騒なこと言うとるんじゃ」
「ほへっ?」
まぬけな声を出して
顔を上げるとガープおじいちゃんがいた
いつの間に来たの?いや聞いてたの?
皿を洗いながらぶつぶつ考えてたら
いつの間にか声に出てたみたい
「久しぶり!!ガープおじいちゃん!!」
私はわざと勢いよく抱きついた
「ぬおぉ~!」
ドッカンッ!!
倒れて、大きなたんこぶをつくったおじいちゃん
頭をさすってる
(今ので聞いてたこと忘れてくれないかな~)
私の期待もむなしく
倒れたままで、おじいちゃんは
「強くなりたきゃ海兵になるんじゃ!!」
なんて、また無理なこと言い出した