• テキストサイズ

NARUTO:愛する人へ(イタチ寄)

第2章 小さいころの記憶








オレが小さいころ
まだ兄さんとも修行をやっていた時期だった















あれはたしか・・・
修行のためだといって、オレが兄さんを無理やり連れてきた森だった






「ねー兄さん!オレの修行に成果みせるから!あと、あと一緒に遊ぼう!!!また、今度っていわないでね!!」


「そんなに焦らなくても、今日はとことんお前に付き合うつもりだよ。」

そうはしゃいで少し兄さんを困らせていた記憶がある





オレたちは森について

修行をみてもらっていたときだった



カラスの鳴き声が聞こえてきて、なんで森でこんなに泣いているのか不思議だった。

すると


奥に一つの小屋があり、小屋の前で泣き叫ぶ老婆がいた





「ありがとう。本当にありがとう・・・
貴方のおかげでわたしは安心してあの人の元へ逝けるわ。」
と深くお辞儀をして、その女に必死に伝えている。


「いえ、貴方がその方を愛していたから、相手を思っていたからです。私は何もしていませんから。少しでも安心できたらっておもって・・・」
彼女の顔は笑顔ではなかった・・・
何か闇を抱えているような
オレはあの時、あんまり感じてはいなかったが
きっと兄さんなら感ずいてはいただろう


すると老婆はゆっくりと小屋からさって森の道へと進んでいった。




俺はあまり興味もなかったから
修行をしようと兄さんの方をふりかえったが
兄さんはそこにはいないでもうその家のほうへ歩いていたんだ



/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp