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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第5章 摩擦と選良



?「ごめんなさい、四宮先輩の知り合いなのね?私は乾 日向子。四宮先輩の後輩よ。それにしてもあなた、可愛いですね・・・ああ・・・とても食べごたえがありそうです・・・。」

そう言って僕の顔に手を触れた瞬間・・・

乾「つっめったーい!あなた大丈夫!?生きてる!?」

僕は怖くなりつい乾先輩から逃げてしまった。

雪乃「あ、ご、ごめんな・・・さ・・・。」

その態度にやはり周りはざわめきだす

男子生徒1「そういさっきからここら辺だけ寒いよな。」

男子生徒2「あぁ、あいつ、人間?」

女子生徒1「ってか乾先輩軽く突き飛ばしたよねぇ。」

女子生徒2「なんなの、あの編入生・・・。」

ひそひそと話す声に震えだした僕はどうしようもないほどの恐怖に包まれた。

するとふわりと体が持ち上げられ、気づいた時には僕はお兄ちゃんに抱かれていた。

お兄ちゃんの腕に座る形になりおどおどする僕にもう恐怖心はなく、恥ずかしさだけが膨らんだ。
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