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それはまるで、魔法のようで =食戟のソーマ=

第11章 至上のルセット



四宮
「ガキが・・・誰に向かって口をきいてんだ、あ?分かってないようだから教えてやる。状態の悪いカリフラワーは"わざと混ぜた"。合格者を絞るためにな。」

その発言にざわつく生徒たち

四宮
「カリフラワーは"酸化しやすい"、"傷みやすい"、"調理しずらい"の三拍子そろった野菜の中でも最も気を使う食材のひとつだ。冷静さを失いその目利きを怠った間抜けはもれなく失格。出遅れていい物を確保できないのろまもな。」

幸平はそれに尚も反論する。

幸平
「だからぁ・・・!田所はその遅れをカバーするために創意工夫して対応を・・・」

が、それは四宮によって遮られる

四宮
「シェフは俺だ!俺が作ったルセットにてをくわえることがしたっぱにゆるされるわけねぇだろう!」

そして二人は睨み合う。

四宮
「いいか下っ端・・・これ以上俺にたてつくなら・・・シェフの権限でお前も首にしてやろうか?」

その言葉に誰よりも反応したのは田所だった。

それでも反抗しようとする幸平を田所は必死で止めた。

田所
「私のことはもういいから・・・えへへ・・・」

無理に笑う田所をみた幸平は怒りが頂点に上り、真顔になる。
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