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お兄ちゃんのはずだった。
第4章 レイ vol.2
君は聞いた。
「友だち、だよね?」
ああ、また僕の胸が締め付けられるよ。
僕はなぜ、ミコちゃんとトイを応援してあげられないんだろう。
自分への怒りと悔しさで、次の日、君に強くあたってしまった。
その夜、LINEがきた。
多分君からだ。
仮に君からではなかったとしても、今は誰とも話したくない。
おそらく君からであろうメッセに既読をつけないまま、僕は眠りについた。
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