第23章 紅桜篇:高杉再来の報せ
お茶を汲みに行こうと食堂に向かっていると、トシと近藤さんと総悟の話し声が聞こえた
声をかけようとしたが奴の名が出たので咄嗟に隠れてしまった
「何⁉︎高杉が⁉︎」
「あぁ、間違いない。監察が入手した確かな情報だ」
「あの高杉がまた江戸に…」
「高杉かぁ。確か前回は見事にヤラレやしたっけ?」
「お前がなっがい便所に行ってたせいでな‼︎」
「あれ?おっかしいなぁ。その論法でいくと真面目に働いてたどこぞのマヨラーは俺以上に無能ってことになりやしませんかィ?」
総悟がいつものようにトシを挑発する
「んだとゴラァ⁉︎⁉︎⁉︎」
刀を抜き総悟に斬りかかるがヒラリと交わされ、総悟もバズーカーを構える
「トシ、やめとけ」