第17章 何倍も
ふと視線に気がついた
「竜崎…なぁに?」
食べすぎだと言われるだろうか…
まさかクリームでもついてるとか…?
L「美味しいですね、ちあきはどうですか?」
「うん!凄く美味しい!でも…」
L「でも?」
「美味しすぎて食べすぎ注意だよ」
そう言って苦笑する私に竜崎は
普段からは想像つかないような優しい笑顔を向けてきた
向き的に私にしか見えてないのを竜崎はわかっているからこんな顔をするんだろう
L「ちあきの食べてる姿はとても可愛いです、というかちあきは何をしても可愛いです」
「え?…え?か、かわ、かわ…」
可愛いって2回も!しかもそんな笑顔で…
普段絶対言わないような事を…
「竜崎…なにいって…」
L「そう何度も言いません」
そういって人差し指を立て口に当てる
所謂 しーのポーズをする竜崎
そっちの笑顔と仕草方が何倍も可愛いんだから!!!
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