第21章 ぷらすえぴろぉぐ♤
「私は及川さん家の子になります」
云うと、機嫌良さそうに徹さんが笑う。
「そーだよ、燁はうちの子になるんだからね」
ぎゅって抱き返された。
ん一一だけど、かたいの、あたってる…。
こすこす擦り付けられてる。
やだやだ、恥ずかしい。
「徹さ…ん、あたって、る」
その間も足にぐいぐい押しあてられてる。
「あててるのー」
耳元で囁かれて、ひゃっとなる。
うわぁ、相変わらずイイ声だよぉ。
「岩ちゃん居る間、燁ちゃんサしてくれないんだもん」
云われて私は赤らんだ。
当たり前だ!
岩泉さんの寝てる隣でとか無理無理!
「でもサ、燁ちゃんもソノ気、あったデショ」
『可愛いパジャマに、下着もおニューの態々着てるよね?』って言い当てられて…私は丸まる。
「ね、俺が何も云わなかったらどうやって誘う気だったの?」
だ、からぁっ!
耳元だめぇ。