• テキストサイズ

【HQ!!】+ばいんど【R18】

第20章 ➕コーダ


「好きだ、一緒に来い」
初めて、告白された。
そしてもう、一緒に居られないんだという想いが込み上げる。

「泣くな」
高くなる体温に察したのか彼が云う。

「泣いた顔、お好きでしょう?」
「離せなくなる。だから泣くな」
ぎゅっと、重なった手を握る。

顔を上げる。
「ふざけるなバカ野郎。大嫌いだ」
一生懸命笑う。
そして――、

私は伸び上がって、キスをした。
一さんと。
/ 342ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp