第18章 ➕ていまあ
「澤木、怖かったか?」
岩泉さんに聞かれて、ちょっと迷って首を横に振る。
「泣くな」
ぐっと手で涙を拭われた。
でもまだ涙が止まらないので、口で舐めとってくれる。
そのまま唇が私のそれに重なった。
ちゅうちゅう、重ねて吸って舐める。
唾液を飲んで飲まれて、
舌を絡めて食べられて、
唇を噛んで噛まれて。
「燁、こっちにお尻向けて」
徹さんに云われて岩泉さんに抱きついたまま徹さんの前に下肢を差し出す。
「澤木、泣くな。もう大丈夫だから」
岩泉さんに手錠で動かない手を掴まれて、胸に抱かれて、後ろから徹さんのが
はいっ、てっきたぁ…♡