第18章 ➕ていまあ
「君にも恥ずかしいとかあるんだね」
ありますよ!
失礼な!
怒りと羞恥で顔が赤くなる。
「見ないで…」
暗い視界に混乱しながら徹さんを押し退けようと試みましたが何も掴めません。
「燁裸見られるの嫌いだよね…」
私の上から重さが消え…、
パチンッ
この音…、電気つけられた?
明るい場所で見られるの恥ずかしい。
腕で体を抱いて、足を折りたたんで縮こまる。
「恥ずかしいの?」
はい。
私がナイスバディで肌も白くて、髪も前みたいに長くて顔の1/4を占める位眼が大きかったら恥ずかしくないのに。
現実の私は肌は焼け跡が重なってまだらになっているし、髪はやっと肩たけ、眼は小さいし、体は相変わらずのロリ…。