第12章 【番外編】➕ばーすでぃ【Lv2】
「変わらないな、お前」
岩泉さんが、私の中を強く広げながら云う。
「うん?」
「服を作るみたいに女を自分好みに仕立て着飾って楽しいか?」
「この子は特別。いじめられて怯える顔も、可愛がって笑ってくれる顔も、全部ポーズじゃないんだ。愛しくてたまらないよ」
私の肩たけの髪を愛し気に撫でてくれて。
「解ったでしょ?燁は浮気したって、対俺のやり方しか知らないし絶対俺の所に帰ってくるよ?」
あゝ、身に余る言葉だ。
「アッ、とーる、しゃ、好き、好き♡」
私を抱いてるのは岩泉さんなのに。
おまんこより、徹さんの言葉に感じる。
私の初めては全部あなたのものです。
身体中の処女は全部全部。