デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第8章 人間界とデジタルワールド
コウ「……も、もう無理です」
ミミ「…まだあるの」
階段はまだまだ続きます。既に体力がない私たちは息も絶え絶え。
太「みんなだらしねぇな。小姫、大丈夫か?」
「…………だ、大丈夫……」
まだ………ね。だけどまだ残っている長い階段を見ると、心が折れそうになる。
秋「…小姫、荷物持とうか?」
「ううん。大丈夫大丈夫。私よりジョウさんの持ってあげてよ。フラフラしてるし。」
秋「そうだな。貸せジョウ」
ジョウ「へ!?大丈…」
秋「大丈夫ではないだろう」
秋くんが半ば無理やりジョウさんの荷物を取り上げる。
「なーにしてるっピ!早く来るっぴよ!」
太「ちっ。うっせーなー!!飛んでるくせによ」
「」