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妖屋
第3章 **化け猫編**
◎金魚◎
金魚鉢の中
優雅に泳ぐ金魚
涼しげだ
三称「でな?金魚ってのはな、江戸前期はまだまだ贅沢品だったんだぜ?」
南雲「へー……そんな事は聞いてないのに無駄な長話をありがとう。それで?今日はなんで友達連れできた。この金魚を持って帰れ」
三称「おい…」
南雲「…はぁ、そちらさんは?」
三称「こいつは俺の知り合いの甚平」
甚平「金魚屋を営んでおります、甚平(ジンベイ)と申します」
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