• テキストサイズ

妖屋

第2章 **牛鬼編**


◎はじまり◎


ミィ゛ーン、ミィ゛ーン…

蝉が強く響かせる鳴き声

チリィーン…リィーン…

涼しさを感じさせる風鈴

ヴゥーーン……

静かに唸る扇風機

これらは季節の変わりを伝えた


南雲「あじぃー……」

三称「あっちぃな」

南雲「三称、なんでウチにいるんだよ。帰れよ」

三称「いいじゃねーか。お向かいさん同士仲良くだぜ?」

南雲「誰が仲良くするか。こんな奴」

三称「相変わらずの減らず口だな、お前」
/ 102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp