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妖屋
第2章 **牛鬼編**
◎息子◎
ーーーカコンッ
案内されたのは部屋の奥
縁側から見える鹿威しや綺麗に整われた緑
敷地も家の中も広く、とてもヤクザの家とは
思えないくらいに落ち着く空間
南雲「(これがヤクザの家とか、なんかもったいない)」
仁「ここだ」
閉められた襖の前で両膝をつき
ゆっくり襖を開けた
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