第2章 No,2 ゾルディック家と幻影旅団
「そーいや、あいつは元気にしてんの?」
急にレイが話をもちかける。
「いや、俺のとこには連絡は来ていない。」
「なんかあいつ、今なんかわからん所におるらしいわ。」
「なんだ?音信不通なのか?」
「いや、別にそういうわけじゃないが、俺は基本的に連絡は最小限だ。」
「どこに何があるかわからないからね」
「あ、それ俺の口癖。」
「全員集まる日とかくるんやろか。」
「レイ、心配するな。近いうちに招集はかける。」
「なんだ亜季、まだ他に仕事もってんのか?」
「協会からの依頼がな。」
「全員参加せなあかんぐらい大変な仕事なん?」
「いや、1件当たりの負荷はすくないが、場所がとびすぎててな」
「なるほど。」
「ま、ヨークシンがおわってから話するよ。」
「ああ、じゃあ今日はコレぐらいにして帰るか。」
「ああ、亜季仕事の日時は明後日だ。」
「明後日!?お前もっと前もっていえや」
「しかたねえだろ。」
「まーしゃーないは。」
「とりあえず、6時お前を迎えにいく。 では、失礼いたします。」
「ああ」