第2章 始まり(R18)
「...ッ!!まっ...痛ッ...い」
一気に奥まで差し込まれると、思考はハッキリと冴えて、ジンジンと熱を帯びる痛さにじんわりと汗が滲む
強く締め付けてくる秘部に彼も顔を歪めた
「お前っ...まさか」
あまりの苦痛に声にならない
涙が溢れてこめかみを伝って流れ落ちた
(初めてってこんなに痛いの...!?)
苦痛に歪む私の表情を見て彼はゆっくりと体を倒してきた
「あゆ、力抜いて...」
優しく頬を撫でられる
薄っすらと瞳を開けると彼の顔が目の前にあった
「大丈夫。もう痛くしないから」
甘く、そう囁かれて唇を軽く啄ばまれる
乱暴だったり、優しかったり
本当の雨宮君はどっちなんだろう...
彼のキスに胸の奥がキュンと締め付けられる
しかし、痛みはジンジンと体の中心に熱を帯びさせていた
「んぅ...、無...理...だよ」
再び硬く目を瞑り顔を歪める私の顎をすくい上げると、そっと唇が重なった
最初の乱暴なキスとはまったく違う
私の口内を動き回る舌も、痺れるくらい...甘くて
甘美な刺激にゾクゾクと体を震わせながらキスに夢中になっていると、彼はゆっくりと律動を始めた