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夏恋

第3章  ドキッバスケ部だらけの水鉄砲トレーニング 【黒子のバスケ】



しばらく誰にも会わなかったので、びしょびしょだった私の髪や服が

だんだん乾いてきたとき…


雅「あ、」

赤司「おや?雅か。」


1番出会いたくない奴にあってしまったァァァアアア!!!


雅「いや、うん、お手柔らかにお願いしまーす…」


そう言って、弱々しく立ち向かう。


赤司「フフ、雅が始めてだよ。俺に勝負を挑んで来たのは。」


と、赤司は微笑みながら水鉄砲を構えた。


…やってしまったぁぁああ!!そうだよ、逃げればよかったんだ!!

そうだよね!赤司一滴も濡れて無いよ!!なんて言っても もう遅いよねー!


ビクビクしながらも私は勇気を振り絞り、赤司に向かって

水鉄砲を打った。


赤司「っ…意外と冷たくて気持ち良いんだな。」


そう、赤司に水が かかったのだ。


えええ!!私、赤司から一点取っちゃったよー!?

え?何これ夢!?


驚いている私に、赤司はふわりと笑いながら


赤司「実は、得点はもう何点も取ったんだが、一回も水があたらなくてね。

一回 当たってみたかったんだ。」


と言った。


マジか!!赤司チート過ぎるだろ!!

そんな事を考えていると、赤司が…


赤司「なぜ、緑間のジャージを着ているんだ?暑いし、サイズもあって

いないだろ。」


と、不思議そうな顔をして聞いてきた。

…さっき黒子も聞いてきたな。


雅「あ~、なんか青峰と勝負したとき 結構濡れて、下着透けててさ」


そう言うと赤司は


赤司「そうか…いくら緑間でも、嫌だな。俺のジャージを貸すよ。

俺が緑間にジャージを返してくるから。」


と、言って赤司は肩にかけていたジャージを私に渡してくれた。


雅「え?なんか、良くわかんないけどありがとう。」


私は赤司のジャージを着させてもらった。

赤司のも若干サイズはデカイけど、緑間のよりは丁度よかった。

すると、赤司はなんだか黒い笑顔で…


赤司「さて、青峰だったかな?ちょっと行ってくるよ。」


と言って去って行った。


なんか、青峰が危険な気がする。






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