第10章 -Episode2- 新しい家族
「っいや......」
「身体中いろいろ触られてすっかり敏感になっちゃってるね(笑)
ホントは今すぐにでも助け呼びたいでしょ?
でもそれができないなんて残念だね......」
「っぅ......」
「......ねぇ、いつまで焦らすのよ。」
「せっかくなんだから時間かけてやりたいんだよねぇ......
すぐやるよりこっちのほうが感度増すし(笑)」
「ふぅん......まぁいいわ。
こんな小さい子を襲うなんて図、生では滅多にお目にかかれないもんね......
私もこの光景を目n.「っ百合!!!」...っその声...!?」
「っ......」
「っやべ......なんでアイツが......」
「っ忠義のやつ......!」
突然倉庫の入口の方から百合の名前を大声で叫ぶ人物の声が聞こえた。
「っ宏!っ......なんで、ここに......」
倉庫の前にいたのは怒りを露わにしている宏光が立っていた。
そしてすぐに太輔と裕太の姿もあった。
「っうぅ...宏にぃ......」
百合は知っている人物が来て少し落ち着いたのか涙を一気に流し始めた。
「おい来奈、涼助......これはどういうことだ......」
「っそれは......」
「おめぇら......百合に何してんだよ......」
宏光はゆっくりと歩み寄ってきた。
「よくも俺らの大事な妹を傷つけてくれたな......お前ら、ただじゃ済まさねぇぞ。」
「っ違うの宏..これh.「言い訳なんか聞きたくねぇんだよ!」っ...」
「全部大倉から聞いた、お前がこいつらに百合を襲えって指示したこと......
全部、知ってんだぞ。」
「っそんn._ガシッ!...っ!」
宏光は来奈の胸ぐらをつかんだ。
「言っとくけどな......勘違いすんじゃねぇぞ?
俺はお前のことをなんとも思ってない、ただの暇つぶしに過ぎねぇんだよ。」
「っ......」
「それを勝手に俺を彼氏とかって思われたくねぇんだよな......
お前みたいな女に......」