第4章 ♡Story3♡ 学校へ乱入!?
「...ん......たい.....太輔く~んっ!」
「「「......?」」」
太輔は声が聞こえる方を見る。
「太輔君!」
「あ!マリウスじゃんっ!」
「「......知り合い?」」
((あれ、やっぱりショタコンだったり......))←
「太輔君、何でここに来たの?」
「ちょっと妹に会いにね!マリウス、ここの学校に通ってんだな。」
「うん!」
「ねぇ太にぃ......この子は誰?話が全く読めないんだけど......(汗)」
「コイツはマリウス葉、よくレストランに来てくれる常連君!」
「初めまして、マリウス葉です!」
どうやらマリウスと呼ばれた少年は、太輔の店の常連客の一人のようだった。
「ねぇマリウス、北山百合っていううちの妹探してんだけど......どこにいるか分るか?」
「うんとねぇ......名前は知っているの!小等部の方で結構有名なんだ!」
「「「おぉぉっ!」」」
(((さすが俺の妹っ♪)))
「よくね、高等部の山田先輩とお昼を食べてるんだ!」
「「「......山田って?」」」
(((山田って女?...女であることを願う!)))←
「山田涼介先輩、北山先輩の彼氏さんです!」
純粋無垢な笑顔で答えるマリウス。
「「「......へ?」」」
固まる3人。
「なぁマリウス......それ、冗談だろ?」
「冗談じゃないよ太輔君!凄く仲良いのっ!」
「「「......はあぁぁ!?」」」
「ぅ、うるさいのです......」
(頭が痛いのです......(泣))
「「「わ、わりぃ......(汗)」」」
「とにかく、毎日ラブラブです!」
「「「......。」」」
3人はほとんど屍状態だった(笑)
「今昼休みなんだけど、中庭の方でお昼を食べてると思うの。」
マリウスは中庭の方を指差す。
「「「......マジか......」」」
「マジなのです!...でも、もう二人共食べ終わっちゃったかな?」
「「「っ!?......ちょっと行ってくる!!」」」←
中庭に走っていく3人、
「ぁ、僕も行きますぅ!」
そしてマリウスも3人の後を追った。