第4章 ♡Story3♡ 学校へ乱入!?
口論を続けて1時間...←『は?』by百合
「「行くことけってぇいっ🎶」」
「事務室に声掛ければ、いっか......」←『そういう問題?(黒笑)』by百合
結局百合の通う学校に行くことにした3兄弟。
家を出た3人だが...
「でも男3人っていう事には変わりないんだね......」←
遠目で兄2人を眺める裕太。
「「俺だって嫌だしっ!」」
「にしても......日中から男3人で出歩くのも、目立つな(苦笑)
(特にここ通学路で親もチラホラ見えるし......)
ちょっと周りの目を気にする宏光。
歩いていると稀にまだ幼稚園にあがっていない、
母親と歩く子供の姿がチラホラと見えた。
「子供って可愛いよねぇ......でも百合のほうが断然可愛いけど♪」
太輔は小さい男の子を見ながら言う。
「「ショタ(ロリ)コン......」」←
「......おい(怒)」
そして学校に着いたわけだが...
「「「広っ!」」」
学校の敷地は予想以上に広かった。
「確か百合の学校...小学校から大学まで同じ敷地にあんだったな......(苦笑)」
父が海外出張の間、稀に授業参観やPTAに参加していた宏光は何となく思い出した。
「......百合のいる中等部ってどこ?」
裕太は辺りを見渡す。
「......あっちじゃね?」
太輔は"桜ノ宮中"と書かれた校章がある門の入り口を見つけた。
「中ってことは中学校のことか......」
確かに見て見ると、百合と同じ制服を着た生徒がチラホラといた。
ちなみに大学生は私服だが、
高校生はブレザー、中学生はセーラー服&学ラン、
小学生はプリーツ&ハーフパンツとなっている。
「とにかく行ってみようよ!」
裕太は早速校舎の方に歩き出す。
他の二人も裕太に着いて行こうとした時...
「...ん.....たい......太輔く~んっ!」
「「「......?」」」
横の方から小学生くらいの子が太輔の名前を呼びながら走ってくる。