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【基山ヒロト】怖いです!嫌です!近くに来ないで!!

第10章 好きな気持ちと…?


それから。

吉良くんはあの後静かに消えていきました。そしていつも通りのヒロトさんが園内を回って子供に笑いかけていた。

「何事もなかったみたい…」

吉良くん…元気にしてますか…

「大好きでした…」

吉良くんのお墓の前でそう呟いた

「どうしてこんなところに一人でいるんだい?」
「あ、ヒロトさん!」
「吉良くんのお墓に来る人なんて僕ぐらいかと思っていたよ」
ヒロトさんがそういう
「ヒロトさんってここに来てたんですか?」
私が質問すると
「吉良くんがいたから今の僕がいるんだ。感謝してるんだ」
って万番の笑みを私に向けた。
その嘘偽りの無いさわやかな笑顔を見て私まで微笑んだ
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