【基山ヒロト】怖いです!嫌です!近くに来ないで!!
第7章 吉良ヒロトという〇〇
ヒロトさんと買い物を終えて、私は部屋に戻って勉強をしていた。特に深い理由はないのだけれど、将来のために保育士になろうと思っています。そのためにピアノとか幼児への対応の仕方とか、実践しながら学習しています。わたし達の父親代わりのおとうさん。あの人をフォローしたい。昔は私たちを利用していたかもしれない。だけど、それ以上にしてもらった恩返しはしたい。とはいっても、私は運動不足であのサッカー事件には直接関わっていないのですが...
「ふぅ...」
一段落をして私は下の階に行こうとした。
コンコン
突然ドアをノックする音が響いた。