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【基山ヒロト】怖いです!嫌です!近くに来ないで!!

第6章 やっぱり無理だよ!


え...?

突然のヒロトさんの言葉に私は何も言えなかった。ただ、呆然と立ちすくんでいた。

「流星ちゃん?どうしたの?僕また変なことでも言ったかな...?(;´Д`)」
心配そうなヒロトさんを見て私はとっさに
「な、なんにもないです!!」
とその場の空気を流してしまった。

本気なのだろうか。
ヒロトさんは私のことを本気で?
ただからかっていただけじゃないのかな。
ヒロトさん顔はいいからすごく学園でもモテるし、私みたいな薄暗い地味な子とはだいぶ住む世界が違うのだ。

「....あ。えっと。ごめんね!流星ちゃんが場に溶けてなかったからさ、慌てて考えた和み方法だったんだよ!!深い意味はない...からね!」
とヒロトさんが訂正して私は安心して
「ですよね!ヒロトさんが私なんか好きなわけ無いですもんね!!」
と笑顔を作った。
「あー笑った!僕、今日のご飯流星ちゃんで十分〜♡」
「ひぇ!?Σ(゚д゚;)や、やですっっっ」
「優しくするよ♡」
「は、離れてぇレイナちゃぁぁぁん。゚(゚´Д`゚)゚。」
メキッ
そのあと、心配していたのか後をついて来ていたレイナちゃんにアッパーと飛び蹴りを喰らってヒロトさんは気を失った。

やっぱり、この人は怖いな。
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