• テキストサイズ

ハイキュー!!<短編・中編・長編>

第11章 *烏野・西谷


ーー試合会場ーー

アナウンス

決勝戦を開始いたします。
まずは、両チームのキャプテンを紹介致します。

千鳥山中学校

キャプテン

西谷。



...

...

.....


そこには姉がいた。

いつも見てる

シュっと、何でもこなすような姉。

ぴーーーーーっ!!


試合開始の合図がなる。



.....


...


.....


姉は汗いっぱいで苦しそうで。

でも、それでもボールをおい続けていた。


残り3分。


67-69


負けていた。


だが、時間が一秒過ぎる事に

体育館は白熱していった。


姉「絶対負けない!!!!勝つ!!それ以外ないっ!!」


姉の声が聞こえた。

かっこよかった。


点差は一点。

残り1分をきった...

残り20秒

ここで決めたら...っ!!!

攻撃の途中で味方がキャッチミスをしたせいで

ボールがコートから出そうだ!!!!


俺までハラハラした...

このままじゃ!!!!


?、?!!!!


姉「まだだ。まだ、終わってない」


姉はボールに向かって走り出した。

ラインの手前で踏み切り


ボールを掴み


コート内の味方にパスを託した。


ガシャンっ!、!!


姉はそのまま、客席に突っ込んだ。

!!!!

俺「おねーちゃん!!!」

味方はシュートを決め。姉に駆け寄った。

姉は、無事なようでシュートを決めた味方に拳を突き出した。


ぴーーーーーっ!!



試合終了のホイッスルがなる。

俺は腰を抜かした。

ハラハラした...

姉は俺を見つけて

拳を突き上げた。


俺は今でも覚えている。

姉はかっこよかった。

どんなに、泥臭くても。ボールをおい続けていた。

そんな姉は誰よりもかっこよかった。



/ 528ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp