第9章 *音駒・黒尾
黒尾「ってゆーか、なんでしってんの?気絶してたくね?」
『あぁ、保健室でききました!先生がさっきまでずっと、そこに座っててくれた黒髪の彼は彼氏?優しいわねぇっ!!!イケメンねぇっっ!!!って、(笑)』
黒尾「再現下手くそかお前。(笑)」
『それで、探したんです!次の日の部活で!すぐわかりました!黒尾さん、みつけましたっ、黒髪のかっこいい人。』
黒尾「それさぁ、お姫様だっこされてる時に言いますか?それって、こーゆーことでしょ?」ちゅ
俺は軽くキスをした。
『!!!』
黒尾「王子様的な。?」
『~っ///って!!何言ってるんですかーっ、』
黒尾「俺さ、お前のことただの憧れだと思ってた。でもさ、他の男たちがお前を応援してるの見て余裕なくなった(笑)」
『他の男たちが応援って、、、そりゃあ、全校応援なのにっ、応援してくれなかったら悲しいんですけど?(笑)』
黒尾「だからさ、俺さたぶん、お前のことだいすき。そのくらい、妬いたーってハナシ。」
『ふーんっ、』
黒尾「お前はどーおもう。」
『ど、どおって、...』
黒尾「あーー、やっぱいい。聞かなくてもわかる。」
『...??』
黒尾「ねぇ、さっきからずっと思ってたけど、ドキドキしすぎ(笑)」
『~っ////??!?!』
黒尾「こっちまで伝わってるっつーの(笑)」
『ま、まじですか...///』
黒尾「だから、悪い男に引っかかる前に俺にしとけ」
『はいっ!』
孤爪「クロ~。」
『あ、けんまくん~っ』
あおいが俺の腕から降りようとする。
黒尾「あおい~。じっとして~」
『え?』そわそわっ
孤爪「あ、二人ともつきあったんだ?それと、あおいの、その目。エサを目の前に置かれてる、犬にしか見えないんだけど。」
黒尾「なーんだ、おまえ、お腹減ってんの?今はこれで我慢しろっ。」ちゅ、
『!!えへへ////』
黒尾「俺の事かっこいーってか?ニヤ」
『はいっ////!』
そんな、素直に返事されるからいじめるつもりが、こっちが照れる。
黒尾「俺は~犬拾った気分。」
『なんですかそれ~っ、むー、』
黒尾「あー、よしよし、大丈夫、だいすきだってば(笑)」
『!黒尾さん、ちょっと、おろしてくださいっ、』
黒尾「ん?」
『あと、ここに座ってくださいっ』