第60章 センパイコウハイ
…。
心臓の音が…
漏れてるんじゃないかと。
そーおもうぐらい、ドキドキしている、
松川さんから、
あおいの、匂いがする、
ほんの少し。
俺の好きな香り。
まさか、、
金田一「はい、俺の彼女です…」
松川「それだったら、、」
金田一「!!」
松川「んー、わかんね、」
金田一「?!」
松川「チカラになれなくて悪いな、じゃ、また明日な、」
金田一「ぁ、、うっす、、!!」
松川さん!!
多分何か知ってるんだ。
くそ。
あおいの靴箱!!!
58番
!!
まだあった!
ってことは、校舎内か!!!
あーー!!!
俺のせいだ…。
花巻「あおい…。愛してる。」
『花巻さん…こ、こまります…』
花巻「はは、、うん、わかってる、」
ぎゅ、、
花巻「ほら、金田一のことろいってこい」
『!!はいっ…』
ぺこっと、一礼。
あーあ、俺、嫌われちゃったかな…?
くそぉ、まっつんめ、、
指テクうっざぁいっ、
はぁ、、
『ゆーたろーくん!!!!』
金田一「!!!」
ぎゅ、っ、!!!!
金田一「よかった、、ほんと、、。どこにいたんだ、なにもされてない?大丈夫?」
『…。勇太郎くん、ごめんなさい、、心配かけちゃって…。』
金田一「いーんだよ、ばか、お前が無事でよかった…。」
『だいすき、、』
金田一「うん、俺も好き。」
『すき、、、だいすき、、、ゆーたろーくん…。』
金田一「っ、、。」
あおいの肩が震えている。
声もか弱くて。
どっかに消えていくんじゃないかってともうくらいに…。
…
守ってあげれなくてごめん…。
もう、
離さないから。
愛してる。
end