第60章 センパイコウハイ
勇太郎くんと付き合って
はや半年がたつ。
そんな私には悩みがあります。
先輩がやたらこっちみてる…。
ほら。
松川「…。」
花巻「…。」
うぅ、、
もしかして青城って、恋愛禁止だったとか…?
松川「ねぇ。」
『ふぁひ、っ、?!』
松川「そんなに警戒しないでくれる?」
私にしゃべりかけてきたのは
マツカワ先輩。
ため息まじりに呆れた声で…。
『ぇ、あ、すみませんっ、!』
松川「今日の放課後空いてる?話があるんだけど。」
『えっと、、』
花巻「あーもぉ、まっつん!あおいちゃんこわがってんじゃんっ!ごめんね?(笑)」
『あ、いえ…。』
あ、この人が花巻先輩?かな?
この人は少し話しやすいかも…?
花巻「金田一まっとくんでしょ?その間でいいんだけど!ダメかな?」
『大丈夫ですっ、』
松川「よし、決まりね。」
『えっと、私どこに行けば…』
花巻「じゃあ、教室で待っててくれない?迎えに行くからさっ!金田一には内緒ねっ?(笑)」
『あ、はいっ、』
なんだろう…。
松川「じゃ、放課後。ここにくるから。」
花巻「じゃーねっ☆」
え?
もしかして、
別れろとかいわれるのかな?!
うぅ〜〜、、
勇太郎くん…
金田一「あおいおはよ!今の花巻さんと松川さん?どーかしたの?」
『んーん!』
金田一「な、なんか言われた…?」
『ぇ、なんで?』
え?今の会話聞かれてたのかな…?
内緒だって言われたしな…。
金田一「いや!俺があおいと付き合い出してからずっと可愛い。って、褒めてくれるんだけど…。」
『そ、そんなの、お世辞だって…(笑)』
金田一「お世辞だとしても、俺はいやだ。あおいは俺のじゃんっ、」
『!ふふっ、うん!勇太郎くんの!(笑)』
金田一「よしっ、ほら、教室はいんぞっ!」
『はーいっ。』
それから、たわいもない1日が過ぎてゆき
放課後が近づいてくる。
その度にそわそわが止まらない。
金田一「今日は遅くなりそうだから先帰ってていいぞ?」
『え、あぁ!大丈夫っ!今日用事あって!どれぐらいになるかわかんないんだ〜』