第58章 クロオcouple2
『くーろーおさん。』
黒尾「なーあーに。」
『ねむいなぁ。』
黒尾「へいへい、おいで。」
ポンポンっ、と、
ひざのうえを叩く黒尾。
『だぁーー、、、クロの膝枕好きよ。』
黒尾「しってる〜。お前が俺の色気に鼻血出したのも知ってる。」
『だから違うってば!』
そう。
それはこの間。部活中に起きた。
黒尾くんは…うん、色気すごいじゃん?
でも、別に見とれてたんじゃないの!
そっち方面を見てたら…
うん、
キャプテンのスパイク顔面で食らった。
痛いよ〜。
それで鼻血がぁぁああ、
ってなってたら
鼻血でてんのによ!
主将の中島らんちゃんは…
中島「集中しろぼけぇええ!」
って、飛んできた。
これじゃ、まるで
おい〇わサンじゃない…
及川「へっくしゅんっ!!」
金田一「??風邪っすか?」
及川「いや!これは多分どっかの女の子が俺のこと噂してるやつっ!」へっへーーん!
岩泉「いいからさっさとしろ!!グズ川!!」
花巻「年中めでたいやつだ。」
松川「だな。」
まあまあ。
その、鼻血出た事件を
黒尾くんに、興奮したからとか、なんとか、
馬鹿みたいにいじられて…。
よくも、鼻血だけでここまで飽きずに…
って思ったけど。
まぁ、確かに!!!!
黒尾くんは、セクシー。
黒尾「こーんな可愛い顔して変態みたいなこと考えてるのね。」
『だれが変態よ。』
黒尾「んー、あおい。」ちゅ、
『黒尾に言われたくないね、』
黒尾「まぁもう、やる事やったしな!(笑)」
『そんなこと、サラッという君を拝む。』
黒尾「ヘンタイなあおいちゃんも好きだよ♡」
『アラ。そう。』
黒尾「ねー、また、目わるくなったの?」
『なんで?』
黒尾「このメガネ前とちがくない?」
そう言ってテーブルの上にある黒いフチのメガネを手に取る。
『うん、コンタクトはしたくないから、メガネ〜はっはっはーー。』
黒尾「ぶっ、!(笑)急にどうした。(笑)」
『んー、実は黒尾の顔、よくみえてない。』
黒尾「はあ?(笑)」