第45章 くろとしろ
…
……
よしっ!準備完了っ
普通サイズのリュックをからって家の前に立つ。
手には少し大きすぎる抱き枕。
うさぎのお気に入りの抱き枕。
ふわふわしてて、
んと、160cmある。
ちゃんと持ってないと地面につきそうになる。
なんたって、身長が153cmしかない…
うさぎをかついで両手で抱きしめてクロを待つ。
黒尾「ぶはっ!!!お前っ(笑)うさぎのほーがでけぇぞ?(笑)」
『あ、くろ!まってたよー!』えへへ
黒尾「なんだよこのうさぎ。(笑)」
『みんなに自慢するんだ!いつも、これと寝てる!』
黒尾「今日は置いてこいよ。(笑)俺が一緒に寝てやるから(笑)なっ?」
クスクスと、笑いをこらえきれない黒尾と
残念そうにほっぺたを膨らますあおい
あおい母「あら、黒尾くんごめんね!あおいをよろしくね!」ニッ
黒尾「いえいえ〜。任せてください」ニッ
『いってきまーすっ、』
…
ほんとガキみたいなあおい。
黒尾「寒くない?」
『うん!あ、クロ〜、マフラーありがとう。』
黒尾「へいへい。そのマフラーいいな。かわいい。」
『へっへーん、でしょっ。』
おきにいりなんだー!
と、あおい。
黒尾「なんか、ピンクのイメージあるのにマフラーは青なんだ?」
『うん!これに一目惚れしたの!』
黒尾「お前でも一目惚れするのか…」
『失礼なっ。』
ピーンポーン
灰羽「あ!クロさんとあおいさんっ!あがってくださいっ!」
『おじゃましまーすっ!』
灰羽母「あらっ!あおいちゃん〜!いらっしゃーいっ」
『リエーフまま〜こんばんわーっ、』 ぺこっ、
灰羽母「まぁ、かわいいっ、!!!」ふふっ、
ゆっくりしていってねっ!
と、リエーフまま。
部屋に上がると夜久と研磨がゲームをしていた。
『夜久さーーん!』
夜久「おーっす、」
『研磨〜。わーーー、わー、』
研磨「あおいさん邪魔しないで」
夜久「ほら、お前はこっち来いっ!」
『うーん、そっちいくー、』
ベットを背もたれにして座っている夜久の隣へ座る。
黒尾「リエーフのベットでけぇな!」
あおいの隣へ行きベットに腰掛ける黒尾。