第45章 くろとしろ

あ〜。冬はやっぱり嫌いっ、


さーーんむっ、！！


『ね〜くろ〜さむい〜っ、うぅ〜、』


黒尾「そりゃ、そんな薄着じゃさむいだろ〜」



『冬って嫌い…夏がいい…』

黒尾「いや、お前、夏嫌いって、夏言ってたぞ」

『そーだっけ…うぅ、さむい、』

黒尾「ほら。」


『いいの？』

黒尾「おー、風邪引かれても困るしな。」

『ふふっ、クロのマフラーいい匂いする〜。』

黒尾「それはよかったです。」


『うぉーーーっ、』

黒尾「？？何してんだお前。」


『みて、赤ずきんちゃん。』

黒尾「うん、今のマフラーだからこんずきんちゃんだね。」

『なにそれ、かわいくない。』むぅ

黒尾「一歩間違えたらどっかの民族衣装みたい」


『べーーっだ、』


灰羽「あー！あおいさん！」

『んっ？リエーフー！やっほー！』

灰羽「相変わらずちっちゃいですねっ！」

『えへへっ、リエーフはおーきいねっ！』

灰羽「あおいさん、今度お泊まり会しましょっ！」


『いいね！楽しそう☆』

灰羽「お母さんにあおいさんの写真みせたら連れてきてって聞かなくてっ！」

『な、何の写真っ？！』

灰羽「これー！」


じゃーーんっ、と、リエーフ。

体育祭での、リエーフとの２ショット。


『懐かしい（笑）』

黒尾「うわー、俺も泊まり行っていい？」

夜久「なに？お泊まり会すんの？俺も俺もー！」

黒尾「研磨はー？」

孤爪「いく。」

灰羽「お母さんに行っときますねっ！」


そーいって電話し始めるリエーフ。

話を聞いているとどーやら楽しそうで、電話越しでもあおいの名前が聞こえる。

灰羽「お母さんがあおいさんいるなら、全然構わないって言ってました！今日どーっすか？！」

黒尾「おー！いいね、じゃあ、俺はあおいと後で行くわ！夜久は研磨といくだろ？」

夜久「おう！！じゃあ、９時にリエーフの家なっ！」


『はーーーいっ！』


今は８時。

帰ってお風呂済ませて…

うん！間に合うっ！




黒尾「じゃ、後で迎えいくから、準備しとけよ！」

『ほいほーいっ！』




…




んー、とりあえずお風呂！！


明日の着替えだけ持っていけばいいよね？

あとは〜んーー、、












…






…