第33章 大人なりの愛し方
俺は青葉城西高校バレー部のコーチをしている。
そこに、
問題児が。
1人。
いや、2人か…。
1人は女にチヤホヤされてる及川徹。
2人目は…
マネージャー。
食べ物に釣られる宮本あおい。
はあ。
及川はともかく…
宮本にはため息が出る。
『溝口さーん♪』
きた。
『みてみてー!たくさんもらった!!』
そう言って自慢してくるバカ。
ハイチュウ。
イチゴ味。
お前にお似合いだよ。
ほんっと、ガキ。
溝口「はいはい、よかったですね〜」
『溝口さん彼女いないから2個あげる〜。』
はい、っと、渡してくる。
なんで彼女居なかったら2個なんだよ。
慰めの意味か?
松川「お、俺にも1個ちょーだい!」
花巻「俺も〜」
『まっつん、にはあげるー!大ちゃんは欲張りだからやだな。』
花巻「なんだよ〜っ。よこせっ!このっ!チビッ!」
えいっー!
ドテンっ、!!
花巻は宮本にむかって、足技をかける。
まぁ、もちろん、転ぶわけで。
ハイチュウが体育館にばらまかれる。
『はーー!大ちゃんのバカ!』
花巻「ははっ♪ごめんって☆」
『もぉ、!女の子にこんな事するからモテないんだよっ!』ふんっ
花巻「お前は女の子っつーより、ガキだろ?(笑)ね、溝口くん!」
溝口「…だな。」
『溝口さんまでっ!もう、パパって呼んじゃうんだから!!』
溝口「お前をそんな子に育てた覚えはねぇよ。」
『ねっ、パパっ。今日はシチューがたべたいなぁ』
溝口「くっつくな、そして、俺はパパじゃねぇ。」
及川「あ、溝口くん〜。高校生に手ぇ出したら犯罪だよ〜??(笑)」
溝口「だしてねぇし、むしろ、こいつが出してるだろ!!!」
松川「溝口くんって子供好きだよね。」
溝口「まぁな!」
及川「いいパパになるよ〜♪」
花巻「でも、溝口くんに彼女できないのって、絶対あおいのせいだよね(笑)」
溝口「マジで悲しくなるからお前らやめろ…!!」
及川「まぁ、こんな、食べ物に釣られてふらふらしちゃう子ほっとけないよね(笑)」