第31章 東京の学園祭に憧れる
『木兎さーん!!』
木兎「おー!遅かったな!」
『申しわけっ。』
木兎「今日うちに泊まるだろっ!!?」
『はい!』
木兎「うん。そーしてっ!!」ぎゅ、
『どーしたんですか?(笑)』
木兎「んーんー。べつに。」
『あー。(笑)ほかの人たちとたくさん写真撮ったから妬いてるんだ〜(笑)』
木兎「うるさいなぁっ!!妬くだろ?!」
『そーゆとこ、大好きです(笑)』ニッ
クスクスと笑うあおい。
でも、俺は本気で妬いてるんだっ!!
今日1日で一体何人の人があおいを知り、
あおいの事を好きになっただろうか?
たぶん、月島も、夜久も。赤葦も、みんな、あおいが好き。わかってる。
でもあげないもんね。
Twitter開いてもLINE開いてもあおいの文化祭の写真が飛び交う。
あおいの写真が多いし。
今夜は俺の家で
俺のことしか考えれねぇよーにしてやる。
木兎「ほら、帰るぞ!!」
『はーい!』
…
…
……
…
end