第31章 東京の学園祭に憧れる
『赤葦くんいこっ!』
山口「わぁ、なんか、高身長カップルって感じ…」
月島「は?」
山口「ひぃっ、なにっ?!」
月島「べつに。」
田中「はっはーーん!!さては高身長カップルに反応したんだろ!!あれが俺だったら〜なーんて…なぁあ?!?」
西谷「おい!月島顔真っ赤だぞっ!!図星かっ?(笑)わっはっはっは!!」
黒尾「なぁに、手ぇだそーとしてんだメガネくんよ。」
月島「し、してません!」
黒尾「まぁ、そうムキになるな。あの容姿で彼氏いない方がおかしいだろ。」
夜久「まぁ、それが木兎ってのは、どーかと思うけど。」
黒尾「だよな〜。」
澤村「あの2人お似合いだよなぁ。」
黒尾「あー。アイツら幼馴染だから仲いいだけ。保育園から高校までずっと一緒。赤葦京治め。あんな子とずっと一緒とか。なめてやがる。」
澤村「でも何で赤葦って呼んでるんだ?幼馴染みだったら、もっと他に…下の名前とかで呼ぶんじゃないのか?」
夜久「木兎がやくから。(笑)」
澤村「あー…(失笑)」
灰羽「あ!!ココですよね!!梟谷カフェ!!」
赤葦「はい。」
木兎「いらっしゃいっ!あー!あおいーーっ!」
『…。何してるんですか』
そう、木兎はメイドさんの服を着ていたのだ。
木兎「どう?!可愛いでしょッ?!」
『京治…。』
赤葦「木兎さんが着たいって言うから」
『…。』
赤葦「??」
『な、なんか変だと思ってたんだよね…私の家にきてスカート見せてとか言うから…。』
赤葦「…。」
『どうやってはくのか聞いてきたから…。なんでそんなの聞くんだろうって思ってたら…』
黒尾「ぶひゃひゃひゃっ、!!お前おもしれぇな(笑)」
月島「ぶっ。木兎サン。それはないですよ。(笑)」
パシャっ
パシャッ
いつの間にか木兎の写真撮影に…
木兎「つーか!赤葦も着替えろよなっ!」
『え?京治もメイド服着るの…。』
赤葦「なわけないだろ。普通のスーツみたいなもん。」
『だよね。だよね、よかった。』
数分後…
赤葦「お待たせしました。」
『わぁ!京治は、やっぱり、イケメンだねー(笑)』
澤村「なぁ、」
黒尾「ん?」
澤村「さっきから、京治って呼んじゃってるけど…」
黒尾「あー、後でやくから。見とけばわかる。(笑)」