第28章 2人の夜久
山本「あーあ。あいつ。クロさんに殺されるぞ…。いや、その前に夜久さんの地獄のレシーブ特訓だな…」
灰羽「うひょーーっ!!かわいいっ!」
夜久「おーっす。」
山本「うっす!」
灰羽「げっ。夜久さんっ、」
夜久「なんだ!げ。って、!おいこら、リエーフっ!」
灰羽「な、なんでもないっす!!」
黒尾「夜久ー。明日お前んち泊まる時風呂も済ませてきたほうがいい?」
夜久「んぁ、いや、うちではいっていーぞ?」
灰羽「え!!おとまりするんっすか?!俺もっ!!俺も泊まりたいっ!!」
夜久「まぁ、いいとして。お前、その携帯画面は何かな?」(黒笑)
灰羽「あ、いや!!これはっ!!!」
そう。リエーフが俺も泊まりたいと、万歳をしたとき、夜久はたまたま。本当にたまたま、
リエーフの携帯画面に目がいったのだ。
そこに写っているのは…
なんと、妹じゃないか…
oh…
俺の彼女じゃねぇかっ。
まーた、厄介なのが食いついたねぇ(笑)
まぁ、渡さないけど
夜久「なに人の妹とぷ画にしてんだ。彼女でもねぇだろぉがっ!!」
灰羽「い、いいじゃないっすかっ!」
夜久「はぁ、で?お前もくんの?あ、いやだめ。お前はまた今度な。」
灰羽「えっ!なんでですかぁ、!」
夜久「あおいがいない間に部屋とか行かれても困る。俺が殺される。」
灰羽「そ、そんなことしませんよっ、たぶんっ。」
夜久「ほらね。また今度なっ。」
…
……
…
あおいがいなくなってマジ4日目
夜久「っはよー。」
黒尾「おー!夜久!今日楽しみだな!」
夜久「なにが?」
黒尾「おとまり。」
夜久「お、おぉ。」
そう。今日は夜久の家に泊まる予定。
あおいいねぇけど。
まぁ。うん、いいだろう。
もーいっかい、ぐらい下見しとかねぇとな…(笑)
…
……
…
心なしか、あおいが遠征に行ってから黒尾がやたら絡んでくる。
気のせいか?
まぁいいや…。
…
……
…
部活後
黒尾「なぁ、お願いがあんだけど。」
夜久「ん?」
…
…
…