第17章 合宿☆伊達工業高校
二口side
うちのマネージャー。宮本あおい。
身長154cmぐらいで。体重43キロ。
なんで、知ってるのかって?
俺、保健委員会なんだよね。
え?だれ?いま、意外。とか言ったの。
好きな子の体重とか、気になる。やつ。
そー。好きなんだよね〜。
ま、向こうがどう思ってるか知らないけどね。
まじ、さっきから変態とかデリカシー無さすぎが、どーとか。
思ってる君。
やめてよね?
『ふたくちさーん?』
二口「ん?なに?」
『先輩がミーティングするから、二口よんでこいって。』
二口「あぁ、明日から合宿か。リョーカイ。」
鎌先「おっせぇよ!二口!!」
二口「あ、すみませ〜ん。お待たせしました!」
茂庭「まぁまあ、鎌ち、落ち着いて…。えー。明日から合宿です!!全員連れていきたいのは山々なんだが、バスに乗れるのは10人だ!
そこで!行くのは。マネージャーのあおいちゃん!そして、3年!俺と鎌先、笹谷!2年!青根!二口!小原!最後に1年!作並!っとー、黄金川!+先生だっ!いいか!気を引締めろよ!4日間だ!」
監督「今回は東京の強豪校相手だ!荷物の乱れは心の乱れ。整理整頓を忘れるなよ。それと、今回は部屋に余裕がないから生徒は全員大部屋だそうだ。ただ襖でしきってあるだけだそうだ。その点をよろしく頼むぞ!」
全員「ウッス!」
茂庭「じゃ!解散っ!」
『たのしみだね♪♪』
二口「だなっ!今日も一緒帰ろうぜっ。」
『おっけーい☆着替えてくるねっ!待ってて!』
タッタッタ…
鎌先「あららー?二口サーン?」
二口「げっ。…」
鎌先「げっ。て何だよ!二口コノヤロー!!!」
茂庭「まぁまあ!二口はあおいちゃん好きなんだよね?」
二口「そーですけどなにか。」
茂庭「へぇーー、お前が素直とか、珍しいな?」
二口「じゃないと、先輩たちめんどくさいんで。」
鎌先「ふたくちぃいいっ!」
茂庭「鎌ち、うるさいっ!んで?告白とかすんの?」
二口「……今日言えたら言おうかと…」
茂庭「まじかよっ。頑張れよーーー。ニヤ」
鎌先「振られて泣いてもしらねぇぞっ!(笑)」
『二口ごめん!まった?』
二口「う"っ…大丈夫。帰ろーぜっ!」
茂庭「あおいちゃーーん!」
『はーいっ?!』