第16章 木兎光太郎
はぁっ、はあっ、
『…』
…
……
木兎「おーーいっ!あおいーーっ?どこいったんだよーーっ!」
『!!』
私は何故かとっさに体育館の壁に隠れてしまった。
……
『…』ホッ
木兎「みーーーーっけ!!」
『ひゃうっ!?!』
ガッ
びっくりして逃げようとする私を、捕まえる。
木兎「逃がさねぇ。」
『っ!!///////』
壁ドン…だ。
それでも逃げよとする私に
距離を詰める。
木兎「なぁ。」
『っ!!迷惑なのっ!!妹、妹って!!簡単に抱きついてっ!!私ばっかりドキドキしてっ!!!』
木兎「それは…」
『私の気持ちもしらないでっ!!…っ、好きなの、こーたろーがっ、、すきなの…。』
目に涙を浮かべて訴える。
木兎「そ、それは、、ごめんっ!!でも。俺も好きで、その、、俺、嫌われてると思って…こーやってしか、お前に触れられなくて…」
『へっ…?』キョトン
木兎「だーかーらっ。好きっ!!妹みたいなお前じゃなくてお前が好きっ!」
『…!!』ぶぁ、
木兎「お、おいっ!泣くなよ!!ったく。」
『ぎゅー、してくれなきゃ許さないっ…』
木兎「へいへいっ!(笑)」ぎゅーー
『っ…///////ちゅー、は?』
木兎「んー?ほらよ。」チュッ
『んふふっ♪♪』
木兎「ほら!機嫌治ったか?みんなのとこもどるぞーっ!!」
『んーー。おんぶ。』
木兎「ったく!俺のお姫様はわがままだなーっ?(笑)ほら!!のれっ!!!」
『うんっ!』
木兎「よーーし!いくぞっ!!!」
『ひゃあっ!走るのやめてーーーっ!』
木兎「はっはっはーー!俺最強ーーっ!!」
…
……
木兎「あ!赤葦ィ!!おれ!こいつ送るから!!あと、よろしくなっ!!!じゃっ!!!また明日なっ!!」
『え、ちょ、ひゃぁあっ!、』
赤葦「…。楽しそうで何より。」
…
……
end